月経不順などの婦人薬として用いられる漢方処方製剤について、正しいものの組合せを一つ選べ。…

主な医薬品とその作用 第41問

月経不順などの婦人薬として用いられる漢方処方製剤について、正しいものの組合せを一つ選べ。a 猪苓湯b 当帰芍薬散c 八味地黄丸d 加味逍遙散

正答 (3)
正答は (3)。婦人薬として用いられるのは(b)当帰芍薬散と(d)加味逍遙散です。 【婦人薬に用いられる主な漢方処方製剤】 月経不順、更年期障害、血の道症などに用いられる代表的な処方を、体力の目安とあわせて整理します。  当帰芍薬散 …… 体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり、疲労しやすく、   ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり等を訴えるもの。カンゾウを含まない  加味逍遙散 …… 体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、   精神不安やいらだち等の精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるもの。
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  カンゾウを含む。まれに肝機能障害、腸間膜静脈硬化症を生じる  桂枝茯苓丸 …… 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、   のぼせて足冷えなどを訴えるもの。カンゾウを含まない  桃核承気湯 …… 体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちなもの。   ダイオウとカンゾウを含み、妊婦は使用を避ける  温経湯、温清飲、四物湯、五積散、柴胡桂枝乾姜湯 など 【(a)猪苓湯は泌尿器用薬】 猪苓湯は、体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに用いられる泌尿器用薬です。婦人薬ではありません。 【(c)八味地黄丸も泌尿器用薬】 八味地黄丸は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿で、ときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、排尿困難、頻尿、むくみ、軽い尿漏れなどに用いられます。これも泌尿器用薬です。胃腸の弱い人、下痢しやすい人、のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人には不向きとされています。 【泌尿器用薬の仲間もあわせて】  牛車腎気丸 …… 八味地黄丸に牛膝と車前子を加えたもの。   しびれや下肢痛、排尿困難、むくみに用いる  六味丸 …… 体力中等度以下で、疲れやすくて尿量減少又は多尿のもの  竜胆瀉肝湯 …… 体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるもの。   カンゾウを含む 名前に「地黄」が付くものは泌尿器、と覚えておくと切り分けが楽になります。

出典:登録販売者試験 令和元年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ

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