次の成分の一般用医薬品の外用鎮痛消炎薬(貼付剤)に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。…
主な医薬品とその作用 第50問
次の成分の一般用医薬品の外用鎮痛消炎薬(貼付剤)に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。100g中:成分 分量サリチル酸グリコール 2.0 gグリチルレチン酸 0.05 gトウガラシエキス 0.02 gトコフェロール酢酸エステル 0.3 ga サリチル酸グリコールは、局所刺激により患部の血行を促し、また、末梢の知覚神経に軽い麻痺を起こすことにより、鎮痛作用をもたらす。b トウガラシ(トウガラシエキス)は、皮膚に温感刺激を与え、末梢血管を拡張させて患部の血行を促すことを期待して配合されている。c トコフェロール酢酸エステルは、患部局所の血行を促す目的で配合されている。d 本剤は、打撲や捻挫などの急性の腫れや熱感を伴う症状に適している。
- (1)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (2)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (3)a: 正 b: 正 c: 正 d: 誤
- (4)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (5)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 正
正答 (3)
正答は (3)。(a)正、(b)正、(c)正、(d)誤です。
【(a)正しい ―― サリチル酸グリコール】
サリチル酸グリコールは、皮膚から吸収された後、サリチル酸に分解されてプロスタグランジンの産生を抑える作用も期待されますが、主として局所刺激により患部の血行を促し、また、末梢の知覚神経に軽い麻痺を起こすことにより、鎮痛作用をもたらすと考えられています。
【(b)正しい ―― トウガラシの温感刺激】
トウガラシ(トウガラシエキス)はカプサイシンを含む生薬成分で、皮膚に温感刺激を与え、末梢血管を拡張させて患部の血行を促す効果を期待して配合されます。
解説の続きをみる続きを閉じる
【(c)正しい ―― ビタミンE】
患部局所の血行を促すことを目的として、ヘパリン類似物質、ニコチン酸ベンジルエステル、ビタミンE(トコフェロール酢酸エステル、トコフェロールなど)などが血行促進成分として外皮用薬に配合されている場合があります。
【(d)誤り ―― 急性の腫れには冷感刺激】
打撲や捻挫などの急性の腫れや熱感を伴う症状に対しては、冷感刺激成分が配合された外用鎮痛薬が適すとされます。この製品はトウガラシエキス(温感刺激成分)を含むため、適しているとはいえません。温感刺激成分を主薬とする貼付剤は、入浴1時間前には剥がし、入浴後は皮膚のほてりが鎮まってから貼るべきとされています。
出典:登録販売者試験 令和8年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
「主な医薬品とその作用」のほかの問題
- 令和2年度 第31問気管支拡張成分のメチルエフェドリン塩酸塩を使用する前に、その適否につき、医師又は薬剤師に
- 令和3年度 第37問瀉下薬を販売する際の対応に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
- 令和4年度 第43問一般用医薬品の鼻炎用内服薬に配合されている成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを
- 令和5年度 第49問きず口等の殺菌消毒成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
- 令和6年度 第55問滋養強壮保健薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
- 令和元年度 第21問かぜ薬(総合感冒薬)に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
スポンサーリンク

