精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。…
人体の働きと医薬品 第78問
精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。a 副作用として現れる精神神経症状は、医薬品を大量服用した時に限って発生する。b 医薬品の副作用と疑われる精神神経症状が現れた場合、原因と考えられる医薬品を中止せずに、医師の診察を受けるなどの対応が必要である。c 医薬品の副作用と疑われる無菌性髄膜炎の症状が現れた場合、早期に原因医薬品の使用を中止すれば、速やかに回復し、予後は比較的良好であることがほとんどであるが、重篤な中枢神経系の後遺症が残った例も報告されている。d 医薬品の不適正な使用によって、倦怠感や虚脱感等を生じることがあるので、医薬品の販売等に従事する専門家は、販売する医薬品の使用状況にも留意する必要がある。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、c)
- (4)(b、d)
- (5)(c、d)
正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(c)(d)の2つです。
【(a)誤り ―― 通常の用法・用量でも起こる】
副作用として現れる精神神経症状(物事に集中できない、落ち着きがなくなる、不眠、不安、震え、興奮、眠気、うつなど)は、医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用などの不適正な使用がなされた場合に限らず、通常の用法・用量でも発生することがあります。
【(b)誤り ―― 原因と考えられる医薬品は中止する】
精神神経症状が現れた場合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受けるなどの対応が必要です。「中止せずに」は誤りです。
解説の続きをみる続きを閉じる
【(c)正しい ―― 無菌性髄膜炎の予後】
無菌性髄膜炎は、早期に原因医薬品の使用を中止すれば、速やかに回復し、予後は比較的良好であることがほとんどですが、重篤な中枢神経系の後遺症が残った例も報告されています。過去に軽度の症状を経験した人が同じ医薬品を使うと、再発して急激に症状が進行する場合があります。
【(d)正しい ―― 不適正な使用による症状】
医薬品の不適正な使用(過量服用など)によって、倦怠感や虚脱感などを生じることがあります。専門家は、販売する医薬品の使用状況にも留意する必要があります。
出典:登録販売者試験 令和8年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
「人体の働きと医薬品」のほかの問題
- 令和4年度 第78問呼吸器系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
- 令和6年度 第61問消化酵素に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
- 令和7年度 第64問血液に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
- 令和元年度 第67問皮膚又は皮膚の付属器とその機能の記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。
- 令和2年度 第70問次の生体反応のうち、副交感神経の神経伝達物質である、アセチルコリンの働きを抑える抗コリン
- 令和3年度 第73問医薬品の剤形とその服用方法の特徴に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
スポンサーリンク

