医薬品や食品の相互作用に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第10問
医薬品や食品の相互作用に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- (1)外用薬は局所的に作用するので、食品との相互作用は考慮しなくてよい。
- (2)腸管内の寄生虫に駆虫薬を用いる場合、ヒマシ油を併用して効果を高める。
- (3)酒類(アルコール)の慢性的な摂取は、医薬品の吸収や代謝に影響を与えることがあり、例えばアセトアミノフェンは代謝されにくくなる。
- (4)カフェインなどの医薬品の成分と同じ物質を含有する食品と、それらの成分を含む医薬品とを一緒に服用すると、それらの成分の過剰摂取となる場合がある。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
【(4) 正しい ―― 同じ成分を含む食品との重複】
カフェインやビタミンA等のように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するために、それらを含む医薬品と食品(例:コーヒー)を一緒に服用すると、過剰摂取となるものもあります。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性があります。「考慮しなくてよい」は誤りです。
(2) 誤り。駆虫薬とヒマシ油を併用すると、駆虫成分が腸管内にとどまらず吸収されやすくなり、全身性の副作用を生じる危険性が高まるため、ヒマシ油との併用は避けることとされています。
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(3) 誤り。酒類(アルコール)をよく摂取する人では、肝臓の代謝機能が高まっていることが多く、アセトアミノフェンなどは通常よりも代謝されやすくなります。その結果、体内から医薬品が速く消失して、十分な薬効が得られなくなることがあります。「代謝されにくくなる」は逆です。
【関連】
生薬成分等については、医薬品的な効能効果が標榜又は暗示されていなければ食品(ハーブ等)として流通可能なものもあり、そうした食品を合わせて摂取すると、医薬品の効き目や副作用を増強させることがあります。
出典:登録販売者試験 令和2年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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