小児及び高齢者の医薬品の使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第10問
小児及び高齢者の医薬品の使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 小児は、肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用が成人より強く出ることがある。イ 成人用の医薬品を小児に与える際は、副作用の発生を防ぐため、量を減らして与えるように保護者に対して説明がなされることが望ましい。ウ 一般に高齢者は生理機能が衰えつつあり、特に、腎臓の機能が低下していると医薬品の作用が減弱し、十分な効果が得られないことがある。エ 高齢者では、手先の衰えのため医薬品を容器や包装から取り出すことが難しい場合や、医薬品の取り違えや飲み忘れを起こしやすいなどの傾向がある。
- (1)ア: 正 イ: 正 ウ: 正 エ: 誤
- (2)ア: 正 イ: 誤 ウ: 正 エ: 正
- (3)ア: 正 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 正
- (4)ア: 誤 イ: 正 ウ: 正 エ: 正
- (5)ア: 誤 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 誤
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(ア)と(エ)です。
【(ア)正しい ―― 小児の肝臓・腎臓】
小児は、肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出ることがあります。
【(イ)が誤り ―― 成人用を減らして与えない】
年齢に応じた用法用量が定められていないもの(成人用の医薬品)を、量を減らして小児に与えるような安易な使用は避け、必ず年齢に応じた用法用量が定められているものを使用するよう説明することが重要です。
【(ウ)が誤り ―― 作用は「強く」現れやすい】
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一般に高齢者は生理機能が衰えつつあり、特に肝臓や腎臓の機能が低下していると、医薬品の作用が強く現れやすく、若年時と比べて副作用を生じるリスクが高くなります。「作用が減弱し」が誤りです。
【(エ)正しい ―― 高齢者の取扱い上の傾向】
高齢者では、手先の衰えのため医薬品を容器や包装から取り出すことが難しい場合や、医薬品の取り違えや飲み忘れを起こしやすいなどの傾向もあり、家族や周囲の人(介護関係者等)の理解や協力も含めて、医薬品の安全使用の観点からの配慮が重要です。
出典:登録販売者試験 令和5年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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