医薬品によるアレルギーに関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第10問
医薬品によるアレルギーに関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。ア アレルギーは、医薬品の薬理作用とは関係なく起こり得る。イ アレルギーは、医薬品の有効成分によってのみ引き起こされる。ウ 医薬品を使用してアレルギーを起こしたことがある人は、その医薬品に対して免疫ができているため、次回から使用しても問題ない。エ 医薬品の中には、鶏卵や牛乳を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人は使用を避けなければならない場合がある。
- (1)(ア、イ)
- (2)(ア、エ)
- (3)(イ、ウ)
- (4)(ウ、エ)
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(ア)と(エ)です。
【(ア)正しい ―― 薬理作用とは無関係に起こる】
アレルギー(過敏反応)は、免疫機構が過敏に反応して起こるもので、その医薬品の薬理作用とは関係なく生じ得ます。そのため、通常の用量よりはるかに少ない量でも発症することがあります。
【(イ)が誤り ―― 添加物でも起こる】
アレルギーは有効成分だけでなく、基剤や添加物によっても引き起こされます。黄色4号(タートラジン)、カゼイン、亜硫酸塩などがよく挙げられます。「有効成分によってのみ」という限定が誤りです。
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【(ウ)が誤り ―― むしろ再使用を避ける】
アレルギーを起こしたことがある人は、免疫ができて安全になるのではなく、同じ成分で再びアレルギーを起こす危険が高い状態です。その医薬品の使用は避けなければなりません。「免疫ができている」という言い方に惑わされないでください。
【(エ)正しい ―― 食物由来の原材料に注意】
医薬品の中には、鶏卵や牛乳を原材料として作られている成分があります。
リゾチーム塩酸塩 …… 鶏卵由来。鶏卵アレルギーの人は使用を避けます。
タンニン酸アルブミン …… 乳製品由来のカゼインを含むため、
牛乳アレルギーの人は使用を避けます。
カゼイン、カゼインナトリウム …… 同じく牛乳由来です。
この「卵はリゾチーム、牛乳はタンニン酸アルブミン」の対応は、他の科目でも繰り返し問われます。セットで覚えてください。
出典:登録販売者試験 令和元年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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