循環器系や泌尿器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…
人体の働きと医薬品 第38問
循環器系や泌尿器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア うっ血性心不全とは、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる疾患のことである。イ 循環器系疾患の診断を受けている人に対しては、使用禁忌となっていない場合であっても、使用する人の状態等に応じて使用の可否を慎重に判断すべき医薬品がある。ウ 尿意があるのに尿が全く出なくなる(尿閉)、下腹部が膨満して激しい痛みを感じるといった症状は、基礎疾患として前立腺肥大がある男性にのみ現れる。エ 膀胱炎様症状として、尿の回数の減少、残尿感がある。
- (1)ア: 正 イ: 正 ウ: 正 エ: 誤
- (2)ア: 正 イ: 正 ウ: 誤 エ: 正
- (3)ア: 正 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 誤
- (4)ア: 誤 イ: 正 ウ: 誤 エ: 誤
- (5)ア: 誤 イ: 誤 ウ: 正 エ: 正
正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(イ)だけです。
【(ア)が誤り ―― これは不整脈の説明】
心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態は、不整脈です。うっ血性心不全は、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、様々な症状を示す疾患です。
【(イ)正しい ―― 慎重に判断すべき医薬品がある】
循環器系疾患の診断を受けている人には、使用禁忌となっていない場合であっても、使用する人の状態等に応じて使用の可否を慎重に判断すべき医薬品があります。
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【(ウ)が誤り ―― 男性に限らない】
尿閉や下腹部の膨満・激しい痛みといった排尿困難の症状は、前立腺肥大等の基礎疾患がない人でも現れることが知られており、男性に限らず女性でも報告されています。「前立腺肥大がある男性にのみ現れる」が誤りです。
【(エ)が誤り ―― 尿の回数は「増加」】
膀胱炎様症状は、尿の回数増加(頻尿)、排尿時の疼痛、残尿感等の症状です。「尿の回数の減少」が誤りです。
出典:登録販売者試験 令和4年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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