呼吸器系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…
人体の働きと医薬品 第38問
呼吸器系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)間質性肺炎は、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状を呈する。
- (2)間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から1~2ヶ月程度で起きることが多い。
- (3)間質性肺炎が悪化すると、肺線維症に移行することがある。
- (4)これまでに医薬品で喘息発作を起こしたことがある人は、喘息が重症化しやすいので、同種の医薬品を避ける必要がある。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
【(2) 誤り ―― 間質性肺炎は使用開始から「1〜2週間程度」】
間質性肺炎は、一般的に、医薬品の使用開始から1〜2週間程度で起きることが多いとされています。「1〜2ヶ月」ではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものです。ガス交換効率が低下して体内が低酸素状態となり、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状を呈します。必ずしも発熱は伴いません。
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(3) 正しい。間質性肺炎は症状が一過性に現れ、自然と回復することもありますが、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがあります。
(4) 正しい。これまでに医薬品(内服薬に限らない)で喘息発作を起こしたことがある人は、重症化しやすいため、同種の医薬品の使用を避ける必要があります。
【関連】
医薬品の副作用による喘息は、原因となる医薬品の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴(息をするとき喉がゼーゼー又はヒューヒュー鳴る)及び呼吸困難を生じます。間質性肺炎の「1〜2週間」と区別して覚えてください。
出典:登録販売者試験 令和2年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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