血中コレステロール、高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ…
主な医薬品とその作用 第77問
血中コレステロール、高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 低密度リポタンパク質(LDL)は、末梢組織のコレステロールを取り込んで肝臓へと運ぶリポタンパク質であり、高密度リポタンパク質(HDL)は、コレステロールを肝臓から末梢組織へと運ぶリポタンパク質である。イ 医療機関で測定された検査値として、低密度リポタンパク質(LDL)が130mg/dL、高密度リポタンパク質(HDL)が50mg/dL、中性脂肪が130mg/dLの状態は、脂質異常症という。ウ リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなることがあるが、これは使用の中止を要する副作用等の異常ではない。エ 高コレステロール改善薬は、脂質異常症の治療の他、ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩身効果も目的とする医薬品である。
- (1)ア: 正 イ: 正 ウ: 正 エ: 正
- (2)ア: 正 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 誤
- (3)ア: 誤 イ: 正 ウ: 誤 エ: 正
- (4)ア: 誤 イ: 誤 ウ: 正 エ: 誤
- (5)ア: 誤 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 正
正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(ウ)だけです。
【(ア)が誤り ―― LDL と HDL が逆】
低密度リポタンパク質(LDL)は、コレステロールを肝臓から末梢組織へと運ぶリポタンパク質です。高密度リポタンパク質(HDL)は、末梢組織のコレステロールを取り込んで肝臓へと運ぶリポタンパク質です。
【(イ)が誤り ―― 設問の数値は脂質異常症に当たらない】
医療機関で測定する検査値として、LDL が140mg/dL 以上、HDL が40mg/dL 未満、中性脂肪が150mg/dL 以上のいずれかである状態を、脂質異常症といいます。設問の値(LDL 130、HDL 50、中性脂肪130)は、いずれもこの基準に当てはまりません。
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【(ウ)正しい ―― 尿が黄色くなるのは異常ではない】
リボフラビン(ビタミンB2)の摂取によって尿が黄色くなることがありますが、これは使用の中止を要する副作用等の異常ではありません。
【(エ)が誤り ―― 痩身効果は目的としない】
高コレステロール改善薬は、血中コレステロール異常の改善、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和等を目的として使用される医薬品です。ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩身効果を目的とする医薬品ではありません。
出典:登録販売者試験 令和5年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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