医薬品の有効成分の吸収に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…
人体の働きと医薬品 第33問
医薬品の有効成分の吸収に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 消化管からの有効成分の吸収は、一般に、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である。イ 坐剤の有効成分は、一般に、直腸内壁の粘膜から吸収され、初めに肝臓で代謝を受けて全身に分布する。ウ 眼の粘膜に適用する点眼薬は、有効成分が鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることがある。エ 咽頭の粘膜に適用する含嗽薬等の場合は、その多くが唾液や粘液によって食道へ流れてしまうため、咽頭粘膜からの吸収が原因で全身的な副作用が起こることは少ない。
- (1)ア: 正 イ: 正 ウ: 正 エ: 正
- (2)ア: 正 イ: 誤 ウ: 正 エ: 正
- (3)ア: 正 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 誤
- (4)ア: 誤 イ: 正 ウ: 正 エ: 誤
- (5)ア: 誤 イ: 正 ウ: 誤 エ: 正
正答 (2)
正答は (2)。誤りはイだけで、ア・ウ・エは正しい記述です。
【(ア)正しい】
消化管からの吸収は、一般に、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象です。
【(イ)が誤り ―― 坐剤は肝臓を経由しない】
坐剤の有効成分は直腸内壁の粘膜から吸収され、直腸の粘膜下の静脈から循環血液中に入ります。初めに肝臓で代謝を受けることなく全身に分布するため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れます。
【(ウ)正しい】
点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることがあります。そのため、眼以外の部位に到達して副作用を起こすことがあります。
【(エ)正しい】
含嗽薬などは、その多くが唾液や粘液によって食道へ流れてしまうため、咽頭粘膜からの吸収が原因で全身的な副作用が起こることは少なくなります。
出典:登録販売者試験 令和6年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
「人体の働きと医薬品」のほかの問題
- 令和2年度 第33問医薬品の剤形に関する以下の記述について、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
- 令和3年度 第32問医薬品の剤形と使用方法に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- 令和4年度 第31問薬物の代謝、排泄に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- 令和5年度 第30問交感神経系が副交感神経系より活発に働いたときの効果器とその反応に関する以下関係の正誤につ
- 令和7年度 第29問骨格系及び筋組織に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい
- 令和元年度 第29問外皮系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
スポンサーリンク

