止瀉薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第76問

止瀉薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 次没食子酸ビスマスは、収斂作用のほか、腸内で発生した有毒物質を分解する作用も持つとされるため、細菌性の下痢や食中毒のときに使用するとよい。イ 木クレオソートは、過剰な腸管の運動を正常化し、あわせて水分や電解質の分泌も抑える止瀉作用がある。ウ タンニン酸ベルベリンは、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。エ ロペラミド塩酸塩は、中枢神経系を抑制する作用があり、副作用としてめまいや眠気が現れることがある。

正答 (4)
正答は (4)。ア・ウが誤りで、イ・エが正しい記述です。 【(ア)が誤り ―― 細菌性の下痢や食中毒では悪化させるおそれ】 次没食子酸ビスマスなどのビスマスを含む成分が、収斂作用のほか腸内で発生した有毒物質を分解する作用も持つとされる点は正しい記述です。しかし、収斂成分を主体とする止瀉薬を細菌性の下痢や食中毒のときに使用して腸の運動を鎮めると、かえって状態を悪化させるおそれがあります。 【(イ)正しい】 木クレオソートは、過剰な腸管の(蠕動)運動を正常化し、あわせて水分や電解質の分泌も抑える止瀉作用があります。
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【(ウ)が誤り ―― 牛乳アレルギーで避けるのはタンニン酸アルブミン】 牛乳にアレルギーがある人が使用を避ける必要があるのは、牛乳タンパクのカゼインを由来とするタンニン酸アルブミンです。タンニン酸ベルベリンは、タンニン酸とベルベリンの化合物で、牛乳由来の成分ではありません。 【(エ)正しい】 ロペラミド塩酸塩は、中枢神経系を抑制する作用もあり、副作用としてめまいや眠気が現れることがあるため、服用後は乗物や機械類の運転操作を避けることとされています。

出典:登録販売者試験 令和6年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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