衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第98問

衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)は、生後6ヶ月未満の乳児については、顔面への使用を避け、1日の使用限度(1日1回)を守って使用する必要がある。イ ハエの幼虫(ウジ)の防除の目的に、有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤を使用することは有効である。ウ カーバメイト系殺虫成分であるプロポクスルは、アセチルコリンエステラーゼと不可逆的に結合し、その働きを阻害することにより殺虫作用を示す。エ ヒョウヒダニ類は、ヒトを刺すことはないが、ダニの糞や死骸がアレルゲンとなって気管支喘息やアトピー性皮膚炎などを引き起こすことがある。

正答 (4)
正答は (4)。イ・エが正しく、ア・ウが誤りです。 【(ア)が誤り ―― 生後6ヶ月未満の乳児には使用を避ける】 ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)は、外国の動物実験で神経毒性が示唆されているため、生後6ヶ月未満の乳児への使用を避けることとされています。顔面への使用を避け、1日の使用限度(6ヶ月以上2歳未満:1日1回、2歳以上12歳未満:1日1〜3回)を守って使用するとされているのは、生後6ヶ月から12歳未満までの小児です。 【(イ)正しい】 ハエの防除の基本はウジの生息場所となる汚物などが溜まらないようにすることですが、ウジの防除を目的とする場合には、有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられます。
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【(ウ)が誤り ―― カーバメイト系は「可逆的」】 プロポクスルなどのカーバメイト系殺虫成分は、アセチルコリンエステラーゼと可逆的に結合してその働きを阻害します。不可逆的に結合するのは有機リン系殺虫成分です。 【(エ)正しい】 ヒョウヒダニ類やケナガコナダニはヒトを刺すことはありませんが、ダニの糞や死骸がアレルゲンとなって気管支喘息やアトピー性皮膚炎などを引き起こすことがあります。

出典:登録販売者試験 令和7年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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