血液及びリンパ系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
人体の働きと医薬品 第25問
血液及びリンパ系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 血漿は、90%以上が水分からなり、アルブミン、グロブリン等のタンパク質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。b 血液の粘稠性は、主として血漿の水分量や血中脂質量で決まり、赤血球の量はほとんど影響を与えない。c リンパ球は、血液中の白血球の中で最も数が多く、白血球の約60%を占めている。d リンパ管は、互いに合流して次第に太くなり、最終的に鎖骨の下にある動脈につながるが、途中にリンパ節と呼ばれる結節がある。
- (1)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (2)a: 正 b: 誤 c: 誤 d: 誤
- (3)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (4)a: 誤 b: 誤 c: 誤 d: 正
- (5)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 誤
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)だけです。
【(a)正しい ―― 血漿の組成】
血漿は90パーセント以上が水分からなり、アルブミン、グロブリン等のタンパク質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含みます。
アルブミンの働き …… 血液の浸透圧を保持し、血漿成分が血管から組織中に漏れ出るのを防ぎます。
また、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが代謝や排泄を受けにくくします。
グロブリンの働き …… その多くが免疫反応において抗体としての役割を担います。
【(b)が誤り ―― 赤血球の量が影響する】
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血液の粘稠性は、主として血漿の水分量や赤血球の量で決まります。血中脂質量はほとんど影響を与えません。設問は赤血球と血中脂質を入れ替えています。
紛らわしい点 …… 「血がドロドロ」という表現から
脂質を思い浮かべがちですが、粘稠性を決めるのは赤血球の量です。
ただし、血中脂質量が多いことは動脈硬化の危険因子であることに変わりはありません。
【(c)が誤り ―― 最も多いのは好中球】
白血球の中で最も数が多いのは好中球で、白血球の約60パーセントを占めます。リンパ球は約3分の1、単球は約5パーセントです。
【(d)が誤り ―― つながるのは「静脈」】
リンパ管は互いに合流して次第に太くなり、最終的に鎖骨の下にある静脈につながります。動脈ではありません。途中にリンパ節と呼ばれる結節があり、そこでリンパ球やマクロファージが細菌やウイルス等を排除します。
出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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