呼吸器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
人体の働きと医薬品 第25問
呼吸器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 喉頭の大部分と気管から気管支までの粘膜は線毛上皮で覆われており、吸い込まれた粉塵、細菌等の異物は、気道粘膜から分泌される粘液にからめ取られる。b 咽頭は、喉頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官で、軟骨の突起した部分がいわゆる「のどぼとけ」である。c 肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織を間質という。d 鼻汁にはコルチゾンが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。
- (1)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (3)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 誤
- (4)a: 誤 b: 誤 c: 誤 d: 誤
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 正
正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)(c)です。
【(a)正しい ―― 線毛による異物の排除】
喉頭の大部分と気管から気管支までの粘膜は線毛上皮で覆われており、吸い込まれた粉塵、細菌等の異物は気道粘膜から分泌される粘液にからめ取られます。その後、線毛運動によって咽頭のほうへ運ばれ、唾液とともに嚥下されます。
【(b)が誤り ―― これは喉頭の説明】
喉頭と気管の間ではなく、咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官が喉頭です。軟骨の突起した部分がいわゆる「のどぼとけ」です。
咽頭とは …… 鼻腔と口腔につながっており、消化管と気道の両方に属します。
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飲食物を飲み込むときには、喉頭蓋が反射的に閉じて飲食物が喉頭や気管に流入せずに食道へ送られます。
【(c)正しい ―― 間質の定義】
肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織を間質といいます。間質性肺炎はこの部分の炎症で、肺胞と毛細血管の間でのガス交換が妨げられ、体内は低酸素状態になります。
【(d)が誤り ―― 鼻汁に含まれるのはリゾチーム】
鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっています。コルチゾンは副腎皮質ホルモンの一種で、鼻汁の成分ではありません。
補足 …… かぜやアレルギーのときに鼻汁の分泌量が多くなるのは、鼻粘膜が刺激されるためです。
なお、鼻腔上部の嗅細胞を、においの元となる物質の分子が刺激することでにおいを感知します。
出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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