循環器用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第80問
循環器用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。b イノシトールヘキサニコチネートは、末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。c 七物降下湯は、体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされる。d ユビデカレノンは、効果がみられるまでには時間がかかるため、症状の改善がみられなくても4週間以上は使用を続けるように説明することが重要である。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、c)
- (4)(b、d)
- (5)(c、d)
正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)(b)です。
【(a)正しい ―― ルチン】
ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられます。
由来 ……
ソバ等に含まれる
成分です。
【(b)正しい ―― イノシトールヘキサニコチネート】
ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされます。
同じ働きの成分 ……
ヘプロニカートも同様です。
用途 ……
ビタミンEと併せて用いられる場合が多くあります。
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【(c)が誤り ―― 三黄瀉心湯の説明】
「体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症」は三黄瀉心湯の説明です。
七物降下湯とは ……
体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のないものの高血圧に伴う随伴症状
(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重)に適すとされます。
注意 ……
15歳未満の小児への使用は避けます。
胃腸が弱く
下痢しやすい人には不向きとされます。
三黄瀉心湯の注意 ……
ダイオウを含みます。
体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人、だらだら出血が長引いている人には不向きです。
【(d)が誤り ―― 2週間で判断する】
ユビデカレノンは、2週間位使用して症状の改善がみられない場合には、心臓以外の病気が考えられるため、医療機関を受診します。
「4週間以上は使用を続ける」ではありません。
ユビデカレノンの位置づけ ……
心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされ、軽度な心疾患により日常生活の身体活動を少し越えたときに起こる
動悸、息切れ、むくみの症状に用いられます。
注意 ……
心臓の病気で医師の治療又は指示を受けている人は相談すること。
15歳未満の小児向けの製品はありません。
出典:登録販売者試験 令和7年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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