一般用検査薬等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第100問
一般用検査薬等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 一般用検査薬は、薬局においてのみ取り扱うことが認められている。b 尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の検出反応は、温度の影響を受けない。c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後2~3時間を目安に採尿を行う。d 通常、尿は弱アルカリ性であるが、食事その他の影響で弱酸性~中性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
- (1)a: 正 b: 正 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (3)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (4)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 正
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 誤 d: 誤
正答 (5)
正答は (5)。(a)(b)(c)(d)のすべてが誤りです。
【(a)が誤り ―― 販売業でも取り扱える】
一般用検査薬は、薬局のほか、店舗販売業、配置販売業においても取り扱うことが認められています。「薬局においてのみ」という限定が誤りです。
【(b)が誤り ―― 温度の影響を受ける】
尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモンの検出反応は、温度の影響を受けます。検査薬が高温になる場所に放置されたり、冷蔵庫内に保管されていたりすると正確な検査結果が得られないことがあります。
その他の注意 ……
検体としては早朝尿(起床直後の尿)がホルモンが検出されやすく適しています。
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ただし、尿が濃すぎるとかえって正確な結果が得られないこともあります。
検査結果はあくまで妊娠の可能性を判定する補助であり、妊娠の確定診断ではありません。
【(c)が誤り ―― 尿糖と尿タンパクが逆】
正しくは次のとおりです。
尿糖検査 …… 原則として食後1から2時間を目安に採尿する
尿タンパク検査 …… 原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける
尿糖・尿タンパク同時検査 …… 早朝尿を検体とするが、尿糖が検出された場合には食後の尿について改めて検査して判断する
血糖値が上がるのは食後である、と考えれば尿糖が食後である理由が納得できます。
【(d)が誤り ―― 通常の尿は「弱酸性」】
通常、尿は弱酸性です。食事その他の影響で中性から弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがあります。設問は酸性とアルカリ性を入れ替えています。
採尿の仕方 …… 出始めの尿では尿道や外陰部に付着した細菌、分泌物等が混入することがあるため、中間尿を採取して検査することが望ましいとされます。
出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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