RJYY空港から代替空港までの必要燃料の量に、最も近いのはどれか。…
空中航法 第16問
RJYY空港から代替空港までの必要燃料の量に、最も近いのはどれか。
- (1)1,970lb
- (2)2,100lb
- (3)2,250lb
- (4)2,400lb
正答 (2)
正答は (2)。2,100lbです。
【条件の確認】
代替空港までの経路はG VOR〜F VOR〜H VOR、高度は15,000ftの一定高度で、上昇・降下は考えません。TEMPはいずれも+10です。
目的地到着時の重量(予想着陸重量)は、第15問で求めた消費燃料から、
88,800 − 約10,040 ≒ 約78,760lb
これはBELOW 85 〜 AT or ABOVE 75の欄にあたります。
STANDARD+10℃の表、15,000ft、BELOW 85:
TAS 304kt / F/F 4,395lb/h
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【G→F 111nm】
針路は往路F→Gの逆ですから、
TC = 239° − 180° = 059°
風は240°/40kt。240°から吹く風は060°の方向へ流れるので、針路059°に対してはほぼ真後ろです。
追い風 ≒ 40kt
GS = 304 + 40 = 344kt
時間 = 111 ÷ 344 ≒ 0.323時間(19.4分)
燃料 = 4,395 × 0.323 ≒ 1,418lb
重量 → 約77,340lb
【F→H 50nm】
航法ログより、TC080°、風250°/40kt。
250°から吹く風は070°の方向へ流れるので、針路080°との差は10°しかありません。やはりほぼ真後ろです。
追い風 = 40 × cos10° ≒ 39kt
GS = 304 + 39 ≒ 343kt
時間 = 50 ÷ 343 ≒ 0.146時間(8.7分)
燃料 = 4,395 × 0.146 ≒ 640lb
重量 → 約76,700lb(代替空港での着陸重量)
【合計】
1,418 + 640 ≒ 2,058lb
最も近い選択肢は2,100lbです。
【往路と代替で風の効き方が逆になる】
往路のF→Gは向かい風40ktでしたが、代替経路のG→Fでは同じ風が追い風になります。
往路 …… GS 約284kt(20,000ft、TAS324kt)
代替 …… GS 344kt
針路が180°反対になるので当然ですが、この違いが所要時間と燃料に直接効いてきます。
【次の問で使う値】
ここで求めた代替空港での着陸重量 約76,700lbは、第17問のHOLDING FUELを引くときにそのまま使います。書き留めておいてください。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 空中航法 問16(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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