航空法第71条の3(特定操縦技能の審査等)において、操縦等を行おうとする航空機と同じ種類の航空機について、操縦技能審査員…
航空法規等 第11問
航空法第71条の3(特定操縦技能の審査等)において、操縦等を行おうとする航空機と同じ種類の航空機について、操縦技能審査員の特定操縦技能審査を受けなくとも特定操縦技能を有することが確認される場合で誤りはどれか。
- (1)操縦教育証明を受けたとき
- (2)操縦技能証明を受けたとき
- (3)操縦技能証明の限定の変更を受けたとき
- (4)本邦航空運送事業者が運航規程に基づき行う技能審査を受け、これに合格したとき
正答 (1)
正答は (1)。操縦教育証明は審査の免除事由ではありません。
【特定操縦技能の審査】
操縦士は、原則として2年ごとに操縦技能審査員による特定操縦技能審査を受け、これに合格していなければ操縦できません。
ただし、一定の場合には審査を受けなくても特定操縦技能を有することが確認されます。
【審査を受けなくてよい場合】
(2)操縦技能証明を受けたとき技能証明の実地試験そのものが、技能の確認です。
(3)操縦技能証明の限定の変更を受けたとき新しい型式や等級の実地試験を通っています。
(4)本邦航空運送事業者が運航規程に基づき行う技能審査を受け、これに合格したとき事業者の審査体制が国の認可を受けており、同等の水準が確保されています。
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【(1)が該当しない理由】
操縦教育証明は、「人に教えることができる」ことを証明するものです。
操縦技能証明 …… 自分が操縦できることの証明
操縦教育証明 …… 教えることができることの証明
目的が違います。教育証明の試験では、教授法や説明能力が問われるため、それをもって操縦技能の確認に代えることはできません。
【制度の趣旨】
特定操縦技能の審査は、定期的に技量を確かめるための仕組みです。
自家用操縦士 …… 飛ぶ機会が少なく、技量が落ちやすい
事業用操縦士 …… 日常的に飛んでいるが、確認は必要
2年という間隔は、技量の減衰を考慮して定められています。
【免除される場合に共通すること】
(2)(3)(4)はいずれも、
その2年の間に、実際に操縦技能を試されている
という点で共通しています。わざわざ重ねて審査を受ける必要がないから免除されるのであって、審査が軽く見られているわけではありません。
【「最近の飛行経験」との違い】
最近の飛行経験 …… 90日以内の離着陸回数
特定操縦技能審査 …… 2年ごとの技量審査
前者は回数、後者は審査です。どちらも欠ければ操縦できません。混同しないようにしてください。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空法規等 問11(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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