航空運送事業の用に供する航空機の運航に従事する操縦者に係る最近の飛行経験で正しいものはどれか。…

航空法規等 第10問

航空運送事業の用に供する航空機の運航に従事する操縦者に係る最近の飛行経験で正しいものはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。90日以内に離陸及び着陸をそれぞれ3回以上です。 【最近の飛行経験の基本】 航空運送事業の用に供する航空機の運航に従事する操縦者は、 操縦する日からさかのぼって90日までの間に、同じ型式又は類似の型式の航空機に乗り組んで離陸及び着陸をそれぞれ3回以上 行った経験が必要です。 【「90日/3回」を軸に覚える】 誤りの選択肢は、この二つの数字をいじって作られています。 (1)180日/夜間6回 …… 期間も回数も違う (2)180日/計器飛行5時間 …… 該当する規定ではない
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(3)90日/計器飛行3時間 …… 期間は合うが内容が違う まず90日と3回を確実に覚え、そこから外れたものを落としていくのが早道です。 【なぜ90日なのか】 操縦の技量は、使わなければ鈍ります。とりわけ離着陸は短時間に多くの判断と操作が集中する場面で、間隔が空くと感覚が戻りにくくなります。 3か月という区切りは、技量の減衰が実務上問題になり始める目安として置かれたものです。 【なぜ「離陸及び着陸」を別に数えるのか】 「それぞれ3回以上」とあるとおり、離陸3回・着陸3回が必要です。 離陸 …… 加速から浮揚、引き上げの判断 着陸 …… 降下率の制御、接地のタイミング 必要な感覚が異なるため、片方だけでは補えません。 【類似型式が認められる理由】 操縦特性や計器配置が十分に近ければ、技量は引き継がれると考えられるためです。どの型式が「類似」にあたるかはあらかじめ定められています。 【運航管理の場面で】 乗務割りを組むうえで、各操縦士の最近の飛行経験が足りているかの確認は欠かせません。 経験が不足した場合は、実機やシミュレーターで離着陸を行って回数を満たしてから乗務に戻ります。長期の休暇や病気明けの乗務員については、とくに注意が必要です。

出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空法規等 問10(国土交通省 公表)出典元ページ

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