航空法施行規則第5条の4(飛行規程)で飛行規程に記載されるべき事項として誤りはどれか。…
航空法規等 第18問
航空法施行規則第5条の4(飛行規程)で飛行規程に記載されるべき事項として誤りはどれか。
- (1)発動機の排出物に関する事項
- (2)航空機内の騒音に関する事項
- (3)通常の場合における各種装置の操作方法
- (4)航空機の限界事項
正答 (2)
正答は (2)。航空機内の騒音は飛行規程の記載事項ではありません。
【飛行規程に記載すべき事項】
航空機の限界事項
通常、非常及び緊急の場合における航空機の操作方法
その他運用限界の範囲内で航空機を運用するために必要な事項
発動機の排出物に関する事項
航空機の騒音に関する事項
(1)(3)(4)はこれらにあたります。
【(2)のどこが誤りか】
条文にあるのは「航空機の騒音」であって、「航空機内の騒音」ではありません。一字の違いですが、意味はまったく別です。
航空機の騒音 …… 機外へ出る音。周辺住民への影響。
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騒音基準適合証明の対象。
航空機内の騒音 …… 客室の静かさ。快適性の問題。
飛行規程が扱うのは環境への影響であって、乗り心地ではありません。
【排出物と騒音が並ぶ理由】
発動機の排出物 …… 大気環境への影響
航空機の騒音 …… 音環境への影響
どちらも機体の外に対する影響です。機体が環境基準に適合した状態で運用されるよう、飛行規程に書かせています。
この二つが並んでいると気づけば、そこに「機内の快適性」が混ざるのは不自然だと判断できます。
【飛行規程とはどういう書類か】
飛行規程は、その機体をどう飛ばしてよいかを定めた公式の文書です。耐空証明の用途及び運用限界と対をなし、機内に備え付けておく必要があります。
何をしてはいけないか …… 限界事項
どう操作するか …… 通常・非常・緊急の操作方法
環境への適合 …… 排出物・騒音
設計者の想定した範囲を超えて飛ばさないための取扱説明書、と考えてください。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空法規等 問18(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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