到着機に対するRVR値の通報時期の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空通信 第6問
到着機に対するRVR値の通報時期の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)最初に通信を設定したとき、またはその直後(b)進入許可が発出されたとき、またはレーダー進入が開始された直後(c)着陸許可が発出されたとき(ただし、既に通報された値に変化がないときは省略されることがある。)(d)RVR値が既に通報された値から変化したとき(実施可能な範囲で通報される。)
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (4)
正答は (4)。四つとも正しい通報時期です。
【到着機へのRVR通報時期】
(a)最初に通信を設定したとき、またはその直後
(b)進入許可が発出されたとき、または
レーダー進入が開始された直後
(c)着陸許可が発出されたとき
(既に通報された値に変化がないときは省略されることがある)
(d)RVR値が既に通報された値から変化したとき
(実施可能な範囲で通報される)
【四つの位置づけ】
前の三つは節目ごとの定期的な通報、最後の一つは変化があったときの随時の通報です。
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最初の通信 …… まず現状を知らせる
進入許可 …… 進入を始める判断の材料
着陸許可 …… 最終的な判断の材料
値が変化 …… いつでも最新の値に更新
節目と変化の両方を押さえることで、操縦士は常に最新のRVRを持って判断できます。
【(c)の但し書きの意味】
「既に通報された値に変化がないときは省略されることがある」
着陸許可は最も慌ただしい場面で発出されます。値が変わっていないのに同じ数字を繰り返せば、交信が無駄に長くなり、かえって肝心のやり取りを妨げます。
変化がない → 省略してよい
変化がある → (d)により必ず通報される
省略しても情報が欠けないように、(d)が補っています。
【(d)の但し書きの意味】
「実施可能な範囲で通報される」
RVRは刻々と変動します。1mの変化まですべて伝えていたら周波数が塞がってしまいます。そこで、通報を要する変化の幅があらかじめ定められています。
また、他の交信が輻輳しているときは、直ちに伝えられないこともあります。その現実を踏まえた表現です。
【出発機との比較】
出発機
地上滑走に関する指示が発出されたとき
離陸許可が発出されるまでの適切な時期
値が変化したとき
到着機
最初の通信設定時
進入許可・レーダー進入開始時
着陸許可時
値が変化したとき
どちらも「判断の節目」と「変化があったとき」という組み立てで共通しています。節目の名前が違うだけです。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空通信 問6(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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