飛行計画の作成について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空通信 第7問
飛行計画の作成について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)IFRで出発し途中で飛行方式を変更する場合は、第8項「飛行方式および飛行の種類」に「Z」を記入する。(b)「飛行の種類」で定期便以外の航空運送事業は「G」を記入する。(c)記入は原則として英文とし、文字はアルファベットの大文字で活字体を用いる。また、時刻は協定世界時(UTC)または日本標準時(JST)により、分の単位まで4桁の数字で示す。(d)「航空機識別」のコールサインは7文字以内の英数字であらわし、「/」、「.」、「-」等の記号は使用しない。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(d)だけの1つです。
【(d)正しい ―― 航空機識別】
コールサインは7文字以内の英数字で表し、「/」「.」「-」などの記号は使用しません。
電文として処理されるため、区切り記号と紛れる文字は使えないという制約です。
【(a)が誤り ―― Yのはず】
Y …… IFRで出発し、途中で飛行方式を変更する
Z …… VFRで出発し、途中で飛行方式を変更する
設問はIFRで出発する場合に「Z」としているので誤りです。
【YとZの覚え方】
アルファベット順で考えます。
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IFR …… Y
VFR(VFRのほうが後) …… Z(Yより後)
IとVの順、YとZの順が対応している、と結びつけると取り違えません。
【(b)が誤り ―― Nのはず】
第8項「飛行の種類」の記号は次のとおりです。
S …… 定期航空運送(Scheduled)
N …… 非定期航空運送(Non-scheduled)
G …… 一般航空(General aviation)
M …… 軍用(Military)
X …… 上記以外
「定期便以外の航空運送事業」はNです。「G」は事業ではない自家用機などの飛行を指します。
【(c)が誤り ―― 時刻はUTCのみ】
記入を英文・大文字・活字体で行うところまでは正しい記述です。
誤りは時刻の部分で、飛行計画の時刻は協定世界時(UTC)によります。「または日本標準時(JST)」は認められません。
【なぜUTCに統一するのか】
飛行計画は国境を越えて転送されます。各国が自国の標準時で書いていたら、受け取った側が換算を誤ります。
日本の10時00分 …… JSTなら01:00Z、UTCなら10:00Z
9時間の食い違いが、そのまま捜索救難の遅れにつながります。時刻の統一は、航空の国際運用の土台です。
【まとめ】
(a)IFR出発の変更はY → ×(Zと誤記)
(b)非定期の運送事業はN → ×(Gと誤記)
(c)時刻はUTCのみ → ×(JSTを併記)
(d)7文字以内、記号不可 → ○
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空通信 問7(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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