ホールディング(待機)の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空通信 第16問
ホールディング(待機)の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)航空機の運航上の都合によって待機を希望する場合は、希望する待機高度およびおよその待機時間を添えてその旨要求する。(b)進入フィックスに到達する5分前までに待機指示がなければ、通常は引き続いて進入が期待できる。(c)スタンダードパターンとは、左回りで14,000フィート以下の場合はアウトバゥンドレグの飛行時間は1分のものをいう。(d)ホールディング中に降下のクリアランスを得た場合は、通常の降下率を維持して降下を始めて良い。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(b)(d)の3つです。
【(c)が誤り ―― スタンダードは右回り】
スタンダードパターンは右回りです。「左回り」はノンスタンダードパターンにあたります。
スタンダードパターン …… 右旋回
ノンスタンダードパターン …… 左旋回
左回りになるのは、地形や他の交通との関係で特別に定められた場合だけです。
【アウトバウンドレグの時間】
14,000ft以下 …… 1分
14,000ftを超える …… 1分30秒
高度が高いほど真対気速度が大きく、同じ時間では旋回半径もレグ長も大きくなります。ただし待機区域が無制限に広がらないよう、時間の増やし方は控えめです。
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【(a)正しい ―― 待機を希望するとき】
運航上の都合で待機を希望する場合は、
希望する待機高度
およその待機時間
を添えて要求します。管制側は、その高度と時間を前提に他機との間隔を組み立てるためです。
【(b)正しい ―― 5分前の目安】
進入フィックスに到達する5分前までに待機の指示がなければ、通常は引き続いて進入が期待できます。
待機させる必要があるなら、管制は余裕をもって指示を出します。直前まで何も言われないということは、そのまま進入してよいという状況だと読み取れます。
ただしこれは目安であって保証ではありません。待機に備えた燃料は常に確保しておく必要があります。
【(d)正しい ―― 降下クリアランスを得たとき】
ホールディング中に降下のクリアランスを得た場合は、通常の降下率を維持して降下を始めてかまいません。
待機中だからといって、特別に緩やかな降下をする必要はありません。パターンを回りながら所定の降下率で降りていきます。
【待機の基本形】
進入フィックスを基準にした楕円形の経路
インバウンド(フィックスへ向かう)
アウトバウンド(フィックスから離れる)
旋回は原則右
この形を頭に置いたうえで、時間・高度・旋回方向の三つの数値を押さえてください。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空通信 問16(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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