受信証の発出要領で誤りはどれか。…
航空通信 第17問
受信証の発出要領で誤りはどれか。
- (1)自局のコールサイン
- (2)自局のコールサイン及び通信内容の完全な復唱
- (3)「ROGER」の用語のみ
- (4)自局のコールサイン及び通信内容の概略の復唱
正答 (3)
正答は (3)。「ROGER」だけでは受信証になりません。
【受信証の発出要領】
受信証は、次のいずれかの形で発出します。
自局のコールサイン
自局のコールサイン+通信内容の完全な復唱
自局のコールサイン+通信内容の概略の復唱
どの形でも、自局のコールサインが必ず入る点が共通です。
【なぜコールサインが必要なのか】
同じ周波数には多数の航空機がいます。「ROGER」だけでは、誰が受け取ったのかがわかりません。
管制官 …… 「JAL123, CLIMB AND MAINTAIN FL350」
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応答 …… 「ROGER」 → 誰の応答か不明
応答 …… 「JAL123」 → 誰の応答か明確
別の機が自分宛だと勘違いして高度を変えれば、重大な事態になります。コールサインは、指示と機体を結びつける唯一の手がかりです。
【三つの形の使い分け】
コールサインのみ
単純な情報の受領など、復唱が求められない場合
完全な復唱
管制承認、高度・経路・周波数など、間違えてはならない指示
概略の復唱
その中間。要点を繰り返す
安全に直結する指示ほど、完全な復唱が求められます。
【復唱が求められる主なもの】
管制承認の全文
高度の指示
進入・着陸・離陸の許可
滑走路への進入・横断の指示
トランスポンダーコード
周波数の変更
いずれも、聞き間違いが直ちに危険につながる項目です。
【ROGERの本来の意味】
「ROGER」は「受信しました」を意味する用語で、内容に同意したという意味ではありません。
ROGER …… 受信した
WILCO …… 受信し、そのとおりにする
AFFIRM …… はい(質問への肯定)
「ROGER」で指示に応じたつもりでも、管制側は履行の意思を確認できません。用語の意味を正確に使い分けてください。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空通信 問17(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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