飛行情報区(FIR)に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空通信 第1問

飛行情報区(FIR)に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)飛行情報区では、管制業務、飛行情報業務及び警急業務が実施されている。(b)飛行情報区では、必ず航空交通管制業務が行われている。(c)日本が担当している空域は、東京FIRである。(d)飛行情報区は、国の領空よりもむしろ航空機の運航が安全で円滑かつ効率的となるように区分されている。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(d)の2つです。 【(b)が誤り ―― 管制業務は必ずしも行われない】 飛行情報区(FIR)の中には、管制空域と非管制空域の両方があります。非管制空域(クラスG)では航空交通管制業務は行われず、飛行情報業務と警急業務だけが提供されます。 「必ず航空交通管制業務が行われている」という記述は誤りです。 【(c)が誤り ―― 日本が担当するのは福岡FIR】 日本が担当している飛行情報区は福岡FIRです。かつては東京FIRと那覇FIRに分かれていましたが、統合されて福岡FIRになりました。
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【正しい記述】 (a)飛行情報区では、管制業務、飛行情報業務及び警急業務が    実施されています。 (d)飛行情報区の区分は、国の領空の形に従うのではなく、    航空機の運航が安全で円滑かつ効率的になるように決められています。 【領空とFIRは別物】 福岡FIRは日本の領空よりはるかに広く、太平洋上の公海上空まで及びます。公海上空はどの国の領空でもありませんが、航空交通業務を提供する国を決めておかないと、飛行機が管制の空白地帯に入ってしまいます。 そのためICAOが担当国を割り当てており、その単位がFIRです。主権の範囲ではなく業務の分担を表している、というのが(d)の意味するところです。

出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空通信 問1(国土交通省 公表)出典元ページ

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