遺伝子多型により、フェニトインの体内動態に最も影響を及ぼす代謝酵素はどれか。1つ選べ。…
必須問題(病態) 第60問
遺伝子多型により、フェニトインの体内動態に最も影響を及ぼす代謝酵素はどれか。1つ選べ。
- (1)CYP2C9
- (2)NAT2
- (3)CYP2D6
- (4)UGT1A1
- (5)CYP2C19
正答 (1)
正答は (1)。フェニトインは主に CYP2C9 で代謝されるため、CYP2C9 の活性が低い遺伝子多型の患者では血中濃度が上がりやすくなります。
フェニトインは治療域の濃度で代謝が飽和する(非線形の体内動態を示す)ため、代謝の能力が低いとわずかな増量で血中濃度が大きく上がります。代謝には CYP2C19 も一部関わります。
【ほかの選択肢】
(2) NAT2 イソニアジドなどのアセチル化に関わる 誤り
(3) CYP2D6 コデインやタモキシフェンなどの代謝に関わる 誤り
(4) UGT1A1 イリノテカンの活性代謝物 SN-38 のグルクロン酸抱合に関わる 誤り
(5) CYP2C19 オメプラゾールやクロピドグレルなどの代謝に関わる。フェニトインでは CYP2C9 の寄与が大きい 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問60(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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