酸化還元反応と化学電池に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(物理) 第93問
酸化還元反応と化学電池に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)酸化還元反応において、電子を受け取るのは還元剤である。
- (2)コハク酸(C₄H₆O₄)+ FAD フマル酸(C₄H₄O₄)+ FADH₂ の反応において、コハク酸は酸化剤である。
- (3)進行中の酸化還元反応の起電力は、Henderson‒Hasselbalch の式で表すことができる。
- (4)電解質の濃度のみが異なる2 つの半電池からなる化学電池(濃淡電池)の標準起電力は0 V である。
- (5)反応が自発的に進行している化学電池では、カソード(正極)で還元反応が起こる。
正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。濃淡電池は両極が同じ種類の電極なので標準起電力は0 V で、自発的に働く電池ではカソード(正極)で還元が起こります。
(4) 濃淡電池の起電力は、ネルンストの式で濃度の比だけから生じます。E = E° -(RT/nF)ln Q で E° = 0 V です。
(5) 電池(ガルバニ電池)では、アノード(負極)で酸化、カソード(正極)で還元が起こり、電子は外部回路を負極から正極へ流れます。
【ほかの選択肢】
(1) 電子を受け取る(自身は還元される)のは酸化剤。還元剤は電子を与える 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) コハク酸は水素(電子)を FAD に与えてフマル酸になるので、還元剤。FAD が酸化剤 誤り
(3) 起電力はネルンストの式で表す。ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式は緩衝液の pH の式 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問93(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「薬学理論問題(物理)」のほかの問題
- 2026年(令和8年) 第95問日本薬局方赤外吸収スペクトル測定法に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 2021年(令和3年) 第93問日本薬局方において、ヒドロコルチゾンコハク酸エステル(下図)の確認試験及び純度試験は以下
- 2022年(令和4年) 第91問分子軌道法に基づく基底状態の分子の電子配置に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ
- 2022年(令和4年) 第99問固定相としてオクタデシルシリル(ODS)化シリカゲル、移動相としてアセトニトリルと水の混
- 2024年(令和6年) 第97問確認試験と検出される医薬品の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第95問放射性医薬品に汎用されるテクネチウム⁹⁹ᵐTc は、⁹⁹Mo から放射平衡を利用してジェ
スポンサーリンク

