35 歳女性。妊娠 23 週で高血圧(180/110 mmHg)を認め、メチルドパを投与されたが十分な降圧は得られなかっ…
薬学理論問題(病態) 第188問
35 歳女性。妊娠 23 週で高血圧(180/110 mmHg)を認め、メチルドパを投与されたが十分な降圧は得られなかった。追加する薬物として適切なのはどれか。1つ選べ。
- (1)ニフェジピン
- (2)ジルチアゼム塩酸塩
- (3)エナラプリルマレイン酸塩
- (4)テルミサルタン
- (5)レナリドミド
正答 (1)
正答は (1)。妊娠中の高血圧に使える降圧薬のうち、メチルドパに追加できるのはカルシウム拮抗薬のニフェジピンです。
妊娠中に使う降圧薬は、メチルドパ・ヒドララジン・ラベタロール・ニフェジピンなどです。ニフェジピンは以前は妊娠20週未満が禁忌でしたが、2022年の添付文書の改訂で妊婦の禁忌が外れました。この患者は妊娠23週で180/110 mmHg と重症の高血圧があり、メチルドパで足りないため、ニフェジピンを追加します。
【ほかの選択肢】
(2) ジルチアゼムは妊婦には禁忌 誤り
(3) エナラプリル(ACE 阻害薬)は妊婦には禁忌。胎児の腎障害・羊水過少などを起こす 誤り
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(4) テルミサルタン(ARB)も同じ理由で妊婦には禁忌 誤り
(5) レナリドミドは多発性骨髄腫などの治療薬で、催奇形性があり妊婦には禁忌。降圧薬でもない 誤り
【ポイント】
レニン・アンジオテンシン系に作用する薬(ACE 阻害薬・ARB)は、妊娠中は使いません。
出典:第111回 薬剤師国家試験 問188(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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