半波長ダイポールアンテナに対する相対利得7〔dB〕、地上高20〔m〕の送信アンテナに、周波数150〔MHz〕で5〔W〕の…

無線工学 無線工学 A-22

半波長ダイポールアンテナに対する相対利得7〔dB〕、地上高20〔m〕の送信アンテナに、周波数150〔MHz〕で5〔W〕の電力を供給して電波を放射したとき、最大放射方向で送信点から20〔km〕離れた平面大地上の受信点における電界強度の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、受信アンテナの地上高は10〔m〕とし、受信点の電界強度E は、次式で与えられるものとする。また、アンテナの損失はないものとし、log₁₀2 = 0.3 とする。E = E0 × 4πh1h2/(λd)〔V/m〕E0:送信アンテナによる直接波の電界強度〔V/m〕 h1、h2:送、受信アンテナの地上高〔m〕 λ:波長〔m〕 d:送受信点間の距離〔m〕

正答 (3)
正答は (3)。 【計算】 波長は λ=300/150〔MHz〕=2〔m〕です。 相対利得 7〔dB〕の真数 G は、log₁₀G=0.7 です。log₁₀5=1-log₁₀2=0.7 なので G=5 です。 半波長ダイポールを基準にした自由空間の直接波の電界強度はE0=7√(GP)/d=7√(5×5)/(20×10³)=7×5/(2×10⁴)=1.75×10⁻³〔V/m〕 受信点の電界強度は、与えられた式から E=E0×4πh1h2/(λd)  =1.75×10⁻³×(4π×20×10)/(2×20×10³)
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 =1.75×10⁻³×(2,513/40,000)  ≒1.75×10⁻³×0.0628  ≒1.10×10⁻⁴〔V/m〕=110〔μV/m〕 【誤りの選択肢】 (1)・(2)・(4)・(5) いずれも計算値と合いません。たとえば相対利得を掛け忘れて G=1 とすると E0 が 1/√5 になり、約 49〔μV/m〕になります 【ポイント】 E0=7√(GP)/d は、半波長ダイポールを基準にした相対利得 G を使う式です(絶対利得を使うときは √(30GP)/d)。平面大地では直接波と大地反射波が干渉し、送受信点が遠いと 4πh1h2/(λd) の割合の電界強度になります。

出典:2025年(令和7年)11月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-22(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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