次の記述は、表に示すスプリアス発射及び不要発射の強度の許容値と、28〔MHz〕帯F1B 電波の測定値との関係について述べ…
無線工学 無線工学 A-13
次の記述は、表に示すスプリアス発射及び不要発射の強度の許容値と、28〔MHz〕帯F1B 電波の測定値との関係について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、測定方法等は法令等の規定に基づくものとし、表中の基本周波数の平均電力及び基本周波数の尖頭電力の値はそれぞれ500〔W〕とする。また、log₁₀2 = 0.3 とする。(1) 上記送信設備の、帯域外領域におけるスプリアス発射の強度の測定値が10〔mW〕であった。この場合、当該スプリアス発射の強度の値は、許容値を[A]。(2) 同設備の、スプリアス領域における不要発射の強度の測定値が25〔mW〕であった。この場合、当該不要発射の強度の値は、許容値を[B]。(3) (2)の測定は、送信機を[C]状態で動作させて行う。
- (1)A: 超えている B: 超えていない C: 変調
- (2)A: 超えている B: 超えている C: 無変調
- (3)A: 超えていない B: 超えていない C: 無変調
- (4)A: 超えていない B: 超えている C: 変調
- (5)A: 超えていない B: 超えている C: 無変調
正答 (4)
正答は (4)。
【結論】
表の許容値を、基本周波数の電力500W から計算します。
A 帯域外領域のスプリアス発射は「50mW以下、かつ、平均電力より40dB低い値」です。40dB は1万分の1なので、500W÷10⁴=50mW です。許容値は50mW になり、測定値10mW は許容値を超えていません
B スプリアス領域の不要発射は「50mW以下、かつ、尖頭電力より50dB低い値」です。50dB は10万分の1なので、500W÷10⁵=5mW です。「かつ」なので小さい方の5mW が許容値になり、測定値25mW は許容値を超えています
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C 帯域外領域のスプリアス発射は無変調の状態で、スプリアス領域の不要発射は変調の状態で測定します
したがって「超えていない・超えている・変調」の (4) です。
【誤りの選択肢】
(1) (2) 10mW は50mW 以下なので、帯域外領域の許容値を超えていません
(3) スプリアス領域の許容値は5mW で、25mW はこれを超えています
(5) スプリアス領域の不要発射は、帯域外発射なども含めた発射の強度なので、変調の状態で測ります
【覚え方】
「かつ」で2つの条件があるときは、厳しい方(小さい方)の値が許容値です。
出典:2026年(令和8年)8月期(臨時) 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-13(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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