次の記述は、図に示す回路の各種電力と力率について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から…

無線工学 無線工学 A-3

次の記述は、図に示す回路の各種電力と力率について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、交流電圧V̇ の大きさを100〔V〕、回路に流れる電流İ の大きさを2〔A〕とする。(1) 皮相電力は、[A]〔VA〕である。(2) 有効電力(消費電力)は、[B]〔W〕である。(3) 力率は、[C]〔%〕である。

第一級アマチュア無線技士 2026年(令和8年)5月期 無線工学 A-3の図
正答 (1)
正答は (1)。 【結論】 RとXCの直列回路に100〔V〕を加えて2〔A〕流れるので、インピーダンスの大きさは、  Z = V/I = 100 ÷ 2 = 50〔Ω〕  XC = √(Z²-R²) = √(50²-40²) = 30〔Ω〕 A 皮相電力は電圧と電流の大きさの積です。  S = VI = 100 × 2 = 200〔VA〕 B 有効電力は抵抗だけで消費されます。  P = I²R = 2² × 40 = 160〔W〕 C 力率は有効電力と皮相電力の比です。
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 cosθ = P/S = 160 ÷ 200 = 0.8 → 80〔%〕 (R/Z = 40 ÷ 50 = 0.8 でも同じです) したがって「200・160・80」の (1) です。 【誤りの選択肢】 (2) (3) (5) 有効電力を200〔W〕とするのは、回路が抵抗だけのときです。XCがあるので有効電力は皮相電力より小さくなります (4) (5) 282〔VA〕は200×√2 の値で、皮相電力は単にVIです。また(2)(4)の力率50〔%〕は160÷200と合いません 【関連する知識】 無効電力は Q = I²XC = 4 × 30 = 120〔var〕で、S² = P² + Q²(200²=160²+120²)が成り立ちます。

出典:2026年(令和8年)5月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-3(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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