次の記述は、電気と磁気に関する法則について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。…
無線工学 無線工学 A-1
次の記述は、電気と磁気に関する法則について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 電磁誘導によってコイルに誘起される起電力の大きさは、コイルと鎖交する磁束の時間に対する変化の割合に比例する。これを電磁誘導に関する[A]の法則という。(2) 電磁誘導によって生じる誘導起電力の方向は、その起電力による誘導電流の作る磁束が、もとの磁束の変化を妨げるような方向である。これを[B]の法則という。(3) 磁界中に置かれた導体に電流を流すと、導体に電磁力が働く。このとき、磁界の方向、電流の方向及び電磁力の方向の三者の関係を表したものをフレミングの[C]の法則という。
- (1)A: ファラデー B: レンツ C: 左手
- (2)A: レンツ B: ビオ・サバール C: 左手
- (3)A: アンペア B: ファラデー C: 右手
- (4)A: ビオ・サバール B: アンペア C: 右手
正答 (1)
正答は (1)。
【結論】
A 誘導起電力の大きさは、コイルと鎖交する磁束の時間に対する変化の割合(dφ/dt)に比例します。これがファラデーの電磁誘導の法則です
B 誘導起電力の向きは、誘導電流の作る磁束がもとの磁束の変化を妨げる向きです。これがレンツの法則です
C 磁界中の導体に電流を流したときに働く電磁力の向きは、フレミングの左手の法則で表します(中指が電流、人差し指が磁界、親指が力)
したがって「ファラデー・レンツ・左手」の (1) です。
【誤りの選択肢】
(2) レンツの法則は起電力の向きの法則で、大きさの法則ではありません。ビオ・サバールの法則は電流が作る磁界の強さを求める法則です
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(3) (4) アンペアの法則・ビオ・サバールの法則は、どちらも電流が作る磁界の法則です。右手の法則は、磁界中を動く導体に生じる誘導起電力の向きを表します
【覚え方】
「電動機は左手、発電機は右手」と覚えます。電流を流して力を得るのが左手、導体を動かして起電力を得るのが右手です。
出典:2026年(令和8年)8月期(臨時) 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-1(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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