図1 に示すパルス幅T〔s〕の方形波電圧を、図2 に示す積分回路の入力に加えたとき、出力に現れる電圧波形として、最も近い…
無線工学 無線工学 A-3
図1 に示すパルス幅T〔s〕の方形波電圧を、図2 に示す積分回路の入力に加えたとき、出力に現れる電圧波形として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、t は時間を示し、回路の時定数CR はT より小さいものとする。
正答 (1)
正答は (1)。
【結論】
図2は、抵抗 R を直列に、コンデンサ C を出力側に並列に入れた積分回路です。出力はコンデンサの両端の電圧です。
・パルスが加わると、コンデンサは R を通して充電され、出力電圧は始め急に、だんだんゆるやかに上がります(指数関数の形)
・時定数 CR が T より小さいので、パルスが終わるころにはほぼ入力の電圧近くまで充電されます
・パルスが終わると、コンデンサは R を通して放電し、出力は始め急に、だんだんゆるやかに下がります
この形になっているのは 1 です。
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【誤りの選択肢】
(2) 立ち上がりがはじめゆるやかで後から急になり、パルスが終わったあとの立ち下がりも、はじめゆるやかで後から急になっています。CR 回路の充電・放電は、はじめが急でだんだんゆるやかになる形なので、これには当たりません
(3) 立ち上がりと立ち下がりで正・負のとがった波形が出るのは、C を直列、R を並列にした微分回路の出力です
(4) とがった波形が2つとも正になっており、積分回路の出力ではありません
【覚え方】
積分回路は「角が丸くなる」、微分回路は「変化の瞬間だけとがった波が出る」と覚えます。
出典:2026年(令和8年)8月期(臨時) 第二級アマチュア無線技士 無線工学 A-3(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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