電気雷管に関するAからDまでの記述のうち、適切でないもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。…

火薬類の知識 第13問

電気雷管に関するAからDまでの記述のうち、適切でないもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 管体、内管の材質は、銅、鉄又はアルミニウムである。B 脚線は、主として銅を心線とし、その径が0.6mm以上で、合成樹脂などで被覆したものである。C MS電気雷管の延時秒時は、一般にDS電気雷管のそれより長い。D 瞬発電気雷管は、直流電源で1Aの回路電流を通電したとき、通電開始から爆発までの時間が3ms未満である。

正答 (4)
正答は (4)。B,C が適切でない記述です。 【適切でないもの】 B 脚線の心線の径は0.5mm程度 → 「0.6mm以上」は誤り C MS電気雷管の延時秒時は、DS電気雷管より短い   → 「長い」は誤り 【MSとDS】 MS(ミリセカンド) 千分の一秒単位 → 短い DS(デシセカンド) 十分の一秒単位 → 長い ミリ(千分の一)とデシ(十分の一)の違いです。100倍の開きがあります。 MS段発 時間差が小さい → 爆発音や振動を打ち消し合う DS段発 時間差が大きい → 岩を順に崩していく
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市街地に近い現場では、振動を抑えるためMSが選ばれます。 【脚線の太さ】 心線の径は0.5mm程度 太すぎると、扱いにくくなります。脚線は現場で曲げたり結んだりするものですから、細く柔らかいほうが適しています。 ただし、細すぎれば切れやすく、抵抗も大きくなります。適度な太さが定められています。 【適切なもの】 A 管体、内管の材質は、銅、鉄又はアルミニウムである D 瞬発電気雷管は、直流電源で1Aの回路電流を通電したとき、   通電開始から爆発までの時間が3ms未満である 【管体の材質】 銅、鉄、アルミニウム ただし、起爆薬にアジ化鉛を使う場合は、銅と反応してアジ化銅というきわめて敏感な物質を作るため、銅は使えません。 DDNP   銅・アルミニウムどちらも可 アジ化鉛   銅は不可 【瞬発電気雷管の3ms】 「瞬発」といっても、まったくの瞬間ではない 通電から爆発までには、白金線が発熱し、点火玉が燃え、起爆薬が爆轟するという過程があります。3ms(千分の3秒)未満なら、人の感覚では瞬間です。 段発電気雷管は、ここに延時薬を入れて時間を稼ぎます。IC雷管なら、電子タイマーで正確に遅らせます。 【工業雷管と電気雷管】 中身は同じ(起爆薬と添装薬)。違うのは点火の仕方だけ 工業雷管  導火線で点火 電気雷管  脚線に電流を流し、白金線を発熱させて点火

出典:発破技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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