電気雷管を直列に結線し、電気発破器によって斉発発破する場合の最低の電圧として最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。…
発破の方法 第3問
電気雷管を直列に結線し、電気発破器によって斉発発破する場合の最低の電圧として最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。ただし、電気雷管1個当たりの所要電流、電気雷管の数、その内部抵抗、発破母線等の長さ、その1m当たりの抵抗値等は、下表のとおりとする。なお、使用する数値には誤差を含まないものとする。
- (1)310V
- (2)320V
- (3)326V
- (4)374V
- (5)410V
正答 (2)
正答は (2)。320V です。
【全抵抗を求める】
電気雷管 1.47Ω × 100個 = 147Ω
発破器 5Ω × 1個 = 5Ω
発破母線 500m × 0.01Ω/m = 5Ω
補助母線 100m × 0.03Ω/m = 3Ω
合計 = 147 + 5 + 5 + 3 = 160Ω
【必要な電圧】
電圧 = 抵抗 × 電流(オームの法則)
160 × 2A = 320V
【解く順序】
① 表から四つの抵抗をすべて拾う
② それぞれ「個数」や「長さ」を掛ける
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③ 合計して、所要電流を掛ける
【表の読み方に注意】
電線の抵抗は、長さ × 1m当たりの抵抗値
発破母線 500m × 0.01 = 5Ω
補助母線 100m × 0.03 = 3Ω
長いほうが抵抗が大きいとは限りません。1m当たりの値が違うので、必ず掛け算して比べます。この問題では、500mの発破母線が5Ω、100mの補助母線が3Ωです。
【発破器の内部抵抗を忘れない】
表に「発破器 5Ω 1個」とある
これを落とすと155Ωとなり、310V(選択肢(1))になります。紛らわしい選択肢が用意されています。
【直列だから足せる】
直列結線では、抵抗はそのまま足し算
すべての雷管に同じ電流が流れるので、電気発破では直列結線が原則です。そのぶん抵抗が大きくなり、高い電圧が要ります。
【選択肢の見分け】
(1) 310V → 発破器の抵抗を落とした場合
(3) 326V → どこかの計算違い
(4) 374V → 母線の長さと抵抗値を取り違えた場合
(5) 410V → さらに大きな取り違え
160Ω × 2Aという単純な計算ですが、拾い漏れと掛け違いで差が出ます。
出典:発破技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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