鋼製蒸気ボイラー(貫流ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の水面測定装置に関するAからDまでの記述で、その内容が法令に定め…
関係法令 第40問
鋼製蒸気ボイラー(貫流ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の水面測定装置に関するAからDまでの記述で、その内容が法令に定められているもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A ボイラーには、ガラス水面計を2個以上取り付けなければならないが、遠隔指示水面測定装置を1個取り付けたものでは、そのうちの1個をガラス水面計でない水面測定装置とすることができる。B 水柱管とボイラーを結ぶ蒸気側連絡管を、水柱管及びボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる最高水位より下でなければならない。C 最高使用圧力1.6MPaを超えるボイラーの水柱管は、鋳鉄製としてはならない。D ガラス水面計でない水面測定装置として験水コックを設ける場合には、3個以上取り付けなければならないが、胴の内径が750㎜以下で、かつ、伝熱面積が10m²未満のボイラーにあっては、その数を2個とすることができる。
- (1)A,B
- (2)A,B,D
- (3)A,C,D
- (4)B,C
- (5)C,D
正答 (5)
正答は (5)。C,Dが定められています。
【A 定められていない】
ガラス水面計でない水面測定装置に替えてよいのは、遠隔指示水面測定装置を2個取り付けたボイラーの場合です。1個では足りません。
ガラス水面計を2個としているのは、片方が壊れたり詰まったりしても、もう片方で水位が読めるようにするためです。置き換えるときも、その二重の備えは崩さない、という考え方です。
【B 定められていない】
蒸気側連絡管を取り付ける口は、最高水位より下で「なければならない」のではなく、最高水位より下であってはならない、と定められています。
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口が最高水位より下にあると、そこに水がたまります。蒸気側の管が水でふさがれれば、圧力が正しく伝わらず、水面計は実際とは違う水位を示したまま止まります。
【C 定められている】
最高使用圧力1.6MPaを超えるボイラーの水柱管は、鋳鉄製としてはなりません。
【D 定められている】
験水コックは3個以上取り付けます。ただし胴の内径が750㎜以下で、かつ伝熱面積が10m²未満のボイラーでは、2個とすることができます。
【「下であってはならない」の読み方】
下ではいけない = 最高水位と同じか、それより上
否定の形で書かれた条文は、肯定に直してから読むと取り違えません。
【「かつ」を読み落とさない】
750㎜以下と10m²未満、両方を満たして初めて2個にできる
出典:一級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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