ボイラーの燃料の燃焼により発生する大気汚染物質に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうち…

燃料及び燃焼に関する知識 第29問

ボイラーの燃料の燃焼により発生する大気汚染物質に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 排ガス中のSOₓは、大部分がSO₂である。B 排ガス中のNOₓは、大部分がNO₂である。C ダストは、燃料の燃焼により分解した炭素が、遊離炭素として残存したものである。D ばいじんは、慢性気管支炎の発症に影響を与える。

正答 (3)
正答は (3)。A,Dが適切です。 【B 適切でない】 排ガス中のNOₓは、大部分がNO(一酸化窒素)です。NO₂ではありません。 炉の中でできるのはほとんどがNOで、それが大気中に出てから、時間をかけて酸素と結びつきNO₂に変わっていきます。 【C 適切でない】 燃料の燃焼により分解した炭素が遊離炭素として残存したものは、ダストではなくすすです。 ダストは灰分が主体で、これに若干の未燃分が含まれたものです。すすは燃え残った炭素、ダストは燃えない灰。出どころが違います。 【A 適切】 排ガス中のSOₓは、大部分がSO₂です。
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【D 適切】 ばいじんは、慢性気管支炎の発症に影響を与えます。 【SOₓとNOₓで「大部分」が逆にならないわけ】 どちらも、炉の中ではまず酸素が一つ少ないほうができる SO₂もNOも、その段階のものです。さらに酸化されてSO₃やNO₂になるのは、一部だけ、あるいは大気中に出てからになります。 【すすが燃やし方で減らせるわけ】 燃え残りだから 空気比を適切に保ち、よく混ぜ、温度を高く保ち、時間をかければ減ります。灰であるダストは、そうはいきません。

出典:一級ボイラー技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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