ボイラーの燃料の燃焼により発生する大気汚染物質に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第29問
ボイラーの燃料の燃焼により発生する大気汚染物質に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)SOₓは、呼吸器のほかに循環器にも影響を与える有害物質である。
- (2)排ガス中のNOₓは、大部分がNO₂である。
- (3)ばいじんは、慢性気管支炎の発症に影響を与える。
- (4)サーマルNOₓは、燃焼に使用された空気中の窒素が酸素と反応して生じる。
- (5)燃料を燃焼させる際に発生する固体微粒子には、すすとダストがある。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
排ガス中のNOₓは、大部分がNO(一酸化窒素)です。NO₂ではありません。
炉の中でできるのはほとんどがNOで、それが大気中に出てから、時間をかけて酸素と結びつきNO₂に変わっていきます。NOₓという呼び方は、この二つをまとめて指す言い方です。
【大気汚染物質】
SOₓ 呼吸器のほかに循環器にも影響を与える有害物質
NOₓ 排ガス中では大部分がNO
ばいじん 慢性気管支炎の発症に影響を与える
固体微粒子 燃焼させる際に発生するものに、すすとダストがある
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【NOₓの二つの出どころ】
サーマルNOₓ 燃焼に使用された空気中の窒素が酸素と反応して生じる
フューエルNOₓ 燃料中の窒素分が酸化して生じる
【すすとダスト】
すす 燃焼反応が中断されたり酸素が足りなかったりして、分解した炭素が
遊離炭素として残ったもの
ダスト 灰分が主体で、これに若干の未燃分が含まれたもの
すすは燃え残った炭素、ダストは燃えない灰。燃やし方で減らせるのはすすのほうです。
【SOₓが燃やし方で減らせないわけ】
燃料の中の硫黄は、燃やせば必ず硫黄酸化物になる
減らすには、硫黄分の少ない燃料を使うか、排煙脱硫をします。
出典:一級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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