温度20℃で200㎥の重油の標準温度(15℃)における体積の値に最も近いものは、次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第22問
温度20℃で200㎥の重油の標準温度(15℃)における体積の値に最も近いものは、次のうちどれか。ただし、重油の体膨張係数を0.0007/℃とする。
- (1)198.1㎥
- (2)198.7㎥
- (3)199.3㎥
- (4)199.9㎥
- (5)200.5㎥
正答 (3)
正答は (3)。約199.3㎥です。
油は温めれば膨らみます。20℃で200㎥あったものを15℃に戻せば、そのぶん体積は減ります。
【体膨張の関係】
V20 = V15 ×(1 + β ×(20 − 15))
【当てはめる】
200 = V15 ×(1 + 0.0007 × 5)
200 = V15 × 1.0035
V15 = 200 ÷ 1.0035 ≒ 199.30㎥
【掛けるのではなく割るわけ】
求めたいのは、膨らむ前の体積
20℃の体積は、15℃の体積に膨らんだ分を掛けた値です。逆にたどるので、割り算になります。掛けてしまうと200.7㎥と、増える向きに出ます。
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【標準温度に換算するわけ】
同じ油でも、温度が違えば体積が違う
売買も在庫管理も、体積で数えます。温度を決めておかなければ、量が比べられません。日本では15℃を標準としています。
【0.0007という値の大きさ】
1℃で1万分の7、つまり0.07%
わずかに見えますが、タンク一杯で考えれば無視できない量になります。200㎥で5℃の差なら、0.7㎥ほどの違いです。
出典:一級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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