鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の安全弁について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。…
関係法令 第37問
鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の安全弁について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)貫流ボイラー以外の蒸気ボイラーの安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならない。
- (2)貫流ボイラーには、最大蒸発量以上の吹出し量の安全弁を、過熱器の出口付近に取り付けることができる。
- (3)水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、逃がし管を備えたものを除き、内部の圧力を最高使用圧力以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。
- (4)伝熱面積が50m²の蒸気ボイラーは、安全弁を1個とすることができる。
- (5)引火性蒸気を発生する蒸気ボイラーにあっては、安全弁を密閉式の構造とするか、又は安全弁からの排気をボイラー室外の安全な場所へ導くようにしなければならない。
正答 (3)
正答は (3)。これが法令に沿いません。
水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、逃がし管を備えているかどうかにかかわらず、安全弁を備えなければなりません。「逃がし管を備えたものを除き」という除外はありません。
逃がし管で済ませられるのは、120℃以下の温水ボイラーです。温度の高さで備えるものが分かれます。
【温水ボイラーの安全装置】
120℃以下 逃がし弁または逃がし管
120℃を超える 安全弁
【安全弁について法令が定めていること】
取付け 貫流ボイラー以外の蒸気ボイラーの安全弁は、ボイラー本体の
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容易に検査できる位置に直接取り付け、弁軸を鉛直にする
貫流ボイラー 最大蒸発量以上の吹出し量の安全弁を、過熱器の出口付近に
取り付けることができる
個数 蒸気ボイラーには2個以上。ただし伝熱面積50m²以下の
蒸気ボイラーでは1個とすることができる
引火性蒸気 安全弁を密閉式の構造とするか、排気をボイラー室外の
安全な場所へ導く
【120℃で線を引くわけ】
そこを超えると、温水であっても閉じ込められた蒸気の危険が現れる
水は圧力がかかっていれば100℃を超えても液のままですが、どこかが破れて圧力が抜ければ一気に蒸気になります。温度が高いほど、その勢いは強くなります。
出典:一級ボイラー技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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