ボイラーに給水するディフューザポンプの取扱いについて、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラーの取扱いに関する知識 第16問
ボイラーに給水するディフューザポンプの取扱いについて、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)グランドパッキンシール式の軸については、運転中に少量の水が連続して滴下する程度にパッキンが締まっていることを確認する。
- (2)運転前に、ポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を十分に抜く。
- (3)起動は、吸込み弁及び吐出し弁を全開にした状態で行う。
- (4)運転中は、ポンプの吐出し圧力、流量及び負荷電流が適正であることを確認する。
- (5)運転を停止するときは、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてからポンプ駆動用電動機を止める。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
起動は、吐出し弁を閉じた状態で行います。全開ではありません。
遠心ポンプは、締め切ったまま回すときにいちばん電流が小さくなります。弁を開けたまま起動すると、いきなり大量の水を押し出そうとして過電流になります。起動してから、吐出し弁を徐々に開きます。
なお、吸込み弁は全開にしておきます。閉じたまま回すと水を吸えません。
【ディフューザポンプの取扱い】
グランドパッキンシール式 運転中に少量の水が連続して滴下する程度に
パッキンが締まっていることを確認する
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空気抜き 運転前に、ポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を十分に抜く
起動 吐出し弁を全閉、吸込み弁を全開にした状態で行う
運転中 吐出し圧力、流量、負荷電流が適正であることを確認する
停止 吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてから電動機を止める
【パッキンから少し漏らすわけ】
パッキンと軸はこすれ合っており、通る水が潤滑と冷却を受け持つ
完全に止めてしまえば、摩擦熱でパッキンも軸も傷みます。メカニカルシール式なら、逆に漏れがないことを確認します。求めるものが正反対なので、取り違えないでください。
【停止のとき弁を先に閉めるわけ】
弁を開けたまま止めると、配管の水が逆に流れ込んでポンプが逆回転する
出典:二級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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