ボイラーにおける燃料の燃焼について、適切でないものは次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第25問
ボイラーにおける燃料の燃焼について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)燃焼には、燃料、空気及び温度の三つの要素が必要である。
- (2)理論空気量をA₀、実際空気量をA、空気比をmとすると、A=m A₀という関係が成り立つ。
- (3)実際空気量は、一般の燃焼では、理論空気量より多い。
- (4)一定量の燃料を完全燃焼させるときに、燃焼速度が遅いと燃焼がゆっくり進行するので、狭い燃焼室でも良い。
- (5)燃焼ガスの成分割合は、燃料の成分、空気比及び燃焼の方法によって変わる。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
燃焼速度が遅い燃料ほど、燃え切るまでに時間がかかるので、広い燃焼室が必要です。狭い燃焼室でよいのは、燃焼速度が速い燃料のほうです。
炉の中にいる時間が、燃え切るのに要る時間より長くなければ、燃え残りが出ます。ゆっくり燃える燃料を狭い炉に入れれば、燃え切る前に外へ出てしまいます。
【燃料の燃焼の基礎】
三つの要素 燃料、空気(酸素)、温度
空気比 理論空気量をA₀、実際空気量をA、空気比をm とすると、
A = m A₀ の関係が成り立つ
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実際空気量 一般の燃焼では、理論空気量より多い
燃焼室の大きさ 着火性が良く燃焼速度が速い燃料は、狭い燃焼室でも
完全燃焼させることができる
燃焼ガスの成分割合 燃料の成分、空気比及び燃焼の方法によって変わる
【実際空気量が理論空気量より多いわけ】
燃料と空気は、計算どおりには出会えない
必ず少し多めに送らなければ、燃え残りが出ます。だから空気比は1より大きくなります。
【A = m A₀ の読み方】
実際の空気量は、理論空気量を m 倍したもの
空気比 m = A ÷ A₀。式を入れ替えただけで、同じことを言っています。
【空気比の目安】
気体燃料 1.1〜1.3、液体燃料 1.2〜1.4、微粉炭 1.2〜1.4
出典:二級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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