ボイラーにおける燃料の燃焼の基礎的な事項に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第23問
ボイラーにおける燃料の燃焼の基礎的な事項に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)燃焼には、燃料、空気及び温度の三つの要素が必要である。
- (2)燃焼室における燃焼温度は、特別な場合を除き、高温維持することが望ましい。
- (3)実際空気量に対する理論空気量の比を空気比という。
- (4)燃焼ガスの成分割合は、燃料の成分、空気比及び燃焼の方法によって変わる。
- (5)燃焼ガスの成分には、燃焼中の水分などによるH₂Oがある。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
空気比は、理論空気量に対する実際空気量の比です。分母と分子が入れ替わっています。
空気比 = 実際空気量 ÷ 理論空気量
理論空気量は計算上ちょうど燃やしきれる量ですが、実際にはそれより多く送らなければ燃え残ります。だから空気比は1より大きくなります。分母と分子を逆にすると1より小さくなり、意味が通りません。
【燃焼の基礎】
三つの要素 燃料、空気(酸素)、温度
燃焼温度 特別な場合を除き、高温を維持することが望ましい
燃焼ガスの成分割合 燃料の成分、空気比、燃焼の方法で変わる
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水分 燃焼ガスの成分には、燃焼中の水分などによるH₂Oがある
【高温を維持することが望ましいわけ】
温度が高いほど、反応が速く進み、燃え残りが減る
ただし高すぎればNOₓが増え、炉材も傷みます。「特別な場合を除き」と断りが入るのは、そのためです。
【空気比の目安】
気体燃料 1.1〜1.3
液体燃料 1.2〜1.4
微粉炭 1.2〜1.4
混ざりやすい燃料ほど、割り増しが少なくて済みます。
出典:二級ボイラー技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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