油だきボイラーの燃焼室が具備すべき要件に関する、AからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか…
燃料及び燃焼に関する知識 第29問
油だきボイラーの燃焼室が具備すべき要件に関する、AからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 燃焼室の耐火材は、長期間使用しても焼損、スラグの溶着などの障害を起こしにくいこと。B 炉壁は、空気や燃焼ガスの漏入又は漏出がなく、放射熱損失が少ない構造であること。C バーナの火炎が伝熱面や炉壁を直射し、伝熱効果を高める構造であること。D 燃焼室は、燃焼ガスの炉内滞留時間が燃焼完結時間より短くなる大きさであること。
- (1)A,B
- (2)A,B,D
- (3)A,C
- (4)B,C,D
- (5)C,D
正答 (1)
正答は (1)。A,Bが適切です。
【C 適切でない】
バーナの火炎は、伝熱面や炉壁を直射しない構造でなければなりません。
当たった箇所だけが焼け、れんがは割れ、鋼板は局部的に過熱します。火炎が触れないようにするのは、運転中の監視項目にも挙げられています。
【D 適切でない】
燃焼ガスの炉内滞留時間は、燃焼完結時間より長くなる大きさでなければなりません。短くては、燃え切る前に炉を出てしまいます。
燃え残りはすすになり、不完全燃焼ガスによる損失にもなります。
【A 適切】
燃焼室の耐火材は、長期間使用しても焼損、スラグの溶着などの障害を起こしにくいことが求められます。
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【B 適切】
炉壁は、空気や燃焼ガスの漏入または漏出がなく、放射熱損失が少ない構造であることが求められます。
【燃焼室に求められること】
速やかに着火・燃焼させること
燃え切るまで、炉内にとどめておける大きさであること
火炎が伝熱面や炉壁を直射しないこと
漏入・漏出がなく、放射熱損失が少ないこと
耐火材が障害を起こしにくいこと
【漏入・漏出が困るわけ】
漏入すれば冷たい空気が入って温度が下がり、漏出すれば燃焼ガスが外へ出て危険
出典:二級ボイラー技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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