ボイラー水位が安全低水面以下にあると気付いたときの措置に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラーの取扱いに関する知識 第15問
ボイラー水位が安全低水面以下にあると気付いたときの措置に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)炉筒煙管ボイラーでは、水面が煙管のある位置より低下した場合は、まず第一に、徐々に給水を行い煙管を冷却する。
- (2)鋳鉄製ボイラーでは、いかなる場合であっても給水しない。
- (3)燃料の供給を止めて、燃焼を停止する。
- (4)燃焼系統の換気を行い、炉を冷却する。
- (5)ボイラーが冷却してから、原因及び各部の損傷の有無を調査する。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。
水面が煙管より低下したときに、まず給水してはいけません。過熱した伝熱面に冷たい水を入れると、急冷で割れたり、急激に蒸気が発生して圧力が跳ね上がったりします。
まず第一にすべきは、燃料の供給を止めて燃焼を停止することです。
【低水位に気付いたときの措置】
燃料の供給を止めて、燃焼を停止する
炉を冷却するため、燃焼系統の換気を行う
給水は行わない
主蒸気弁を閉じて、ボイラーを他から切り離す
ボイラーが冷却してから、原因と各部の損傷の有無を調査する
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【鋳鉄製ボイラーで特に給水してはならないわけ】
鋳鉄はもろく、急な温度差に弱い
鋼製よりさらに割れやすいので、「いかなる場合であっても給水しない」と強く言われます。
【換気を行うわけ】
燃料を止めたあとも、炉の中には未燃ガスが残ることがある
冷やすためと、たまったガスを追い出すため。二つの意味があります。
【冷えてから調べるわけ】
熱いうちに開ければ、中の人が危ない
急いで結果を出そうとして、被害を広げないようにします。
出典:二級ボイラー技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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