ボイラーの人工通風に用いられるファンに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第30問
ボイラーの人工通風に用いられるファンに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)多翼形ファンは、羽根車の外周近くに、幅長で前向きの羽根を多数設けたものである。
- (2)多翼形ファンは、大形で重量は大きいが、効率が高い。
- (3)後向き形ファンは、高温、高圧及び大容量のボイラーに適する。
- (4)ラジアル形ファンは、中央の回転軸から放射状に6~12枚の羽根を設けたものである。
- (5)ラジアル形ファンは、形状が簡単で羽根の取替えが容易である。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
多翼形ファンは、大形で重量が大きいのではなく、小形・軽量です。そして効率は低いほうです。
前向きの羽根を多数並べた形で、小さくても多くの風を送れます。そのかわり、羽根が汚れやすく、効率も高くありません。
【人工通風に用いられるファン】
多翼形 羽根車の外周近くに、幅長で前向きの羽根を多数設けたもの。
小形・軽量・安価だが、効率が低く、高温・高圧・大容量には適さない
後向き形 羽根車の主板と側板の間に、8〜24枚の後向きの羽根を設けたもの。
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効率が良く、高温・高圧・大容量のボイラーに適する
ラジアル形 中央の回転軸から放射状に6〜12枚の羽根を設けたもの。
形状が簡単で羽根の取替えが容易。強度があり、摩耗や腐食にも強い
【三つの使い分け】
小さく安く 多翼形
効率よく大量に 後向き形
汚れた気体に ラジアル形
ラジアル形が「羽根の取替えが容易」と説明されるのは、すり減る場所で使われることが多いからです。
【羽根の向きの違い】
前向き 回転の向きに羽根の先が倒れている
後向き 回転の向きと逆に倒れている
後向きのほうが、気体を無理なく加速できるので効率が上がります。
出典:二級ボイラー技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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