ボイラーの給水の中の溶存気体の除去に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)…
ボイラーの取扱いに関する知識 第20問
ボイラーの給水の中の溶存気体の除去に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A 溶存気体の溶解度は、圧力が高くなると減少する。B 脱気法には、化学的脱気法と物理的脱気法がある。C 加熱脱気法は、水を加熱し、溶存気体の溶解度を上げることにより、溶存気体を除去する方法である。D 膜脱気法は、高分子気体透過膜を介して、水中から溶存気体を除去する方法である。
- (1)A,B
- (2)A,B,D
- (3)A,C
- (4)B,D
- (5)C,D
正答 (4)
正答は (4)。B,Dが適切です。
【A 適切でない】
溶存気体の溶解度は、圧力が高くなると増加します。減少では逆です。
炭酸飲料を思い浮かべると分かります。栓をして圧力がかかっているあいだは気体が溶けていて、栓を開けて圧力を抜くと泡になって出てきます。真空脱気器が圧力を下げるのは、この性質を使うためです。
【C 適切でない】
加熱脱気法は、水を加熱して溶存気体の溶解度を下げることで気体を追い出す方法です。上げる、では逆です。
気体は、温度が上がるほど水に溶けていられなくなります。沸かした湯から泡が出るのは、この性質です。
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【B 適切】
脱気法には、化学的脱気法と物理的脱気法があります。
【D 適切】
膜脱気法は、高分子気体透過膜を介して、水中から溶存気体を除去する方法です。
【化学的と物理的】
化学的 薬品(脱酸素剤)で酸素を消費させる
物理的 加熱脱気、真空脱気、膜脱気。溶けていられない状態をつくる
【圧力と温度、二つの手がかり】
圧力を下げる 真空脱気
温度を上げる 加熱脱気
どちらも「溶けていられなくする」という一つのことの表と裏です。
出典:二級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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