ボイラーの伝熱面積の算定方法について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。…
関係法令 第31問
ボイラーの伝熱面積の算定方法について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)エコノマイザの伝熱面は、伝熱面積に算入しない。
- (2)貫流ボイラーの過熱管の伝熱面は、伝熱面積に算入しない。
- (3)立てボイラー(横管式)の横管の伝熱面積は、横管の外径側で算定する。
- (4)炉筒煙管ボイラーの煙管の伝熱面積は、煙管の内径側で算定する。
- (5)水管ボイラーの耐火れんがでおおわれた水管の外径側の面積は、伝熱面積に算入しない。
正答 (5)
正答は (5)。これが法令に沿いません。
耐火れんがでおおわれた水管も、伝熱面積に算入します。ただし、管の外径側をぐるりと数えるのではなく、管の外側の壁面に対する投影面積で算定します。
れんがに埋もれた部分には燃焼ガスが直接触れませんが、炉の側から見えている分は熱を受けています。だから、炉側から見た影の面積を数える、という決まりになっています。
【伝熱面積の算定】
エコノマイザ 伝熱面は算入しない
貫流ボイラーの過熱管 伝熱面は算入しない
立てボイラー(横管式) 横管の外径側で算定する
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炉筒煙管ボイラーの煙管 煙管の内径側で算定する
耐火れんがでおおわれた水管 管の外側の壁面に対する投影面積で算定する
【外径側か内径側かの決まり方】
燃焼ガスが触れる側で数える
水管や横管は中を水が通り、外を燃焼ガスが流れます。だから外径側。煙管は中を燃焼ガスが通り、外が水です。だから内径側。
【エコノマイザや過熱管を算入しないわけ】
蒸発に直接かかわらない
伝熱面積という言葉は「水を蒸気に変える面」を指しています。給水を温める装置や、できた蒸気をさらに温める装置は数えません。
出典:二級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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