ボイラーの性能検査における水圧試験の準備及び水圧試験後の措置に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第3問
ボイラーの性能検査における水圧試験の準備及び水圧試験後の措置に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)水圧試験の準備では、フランジ形の安全弁及び逃がし弁は、取付け部のフランジに遮断板を当てて塞ぐ。
- (2)水圧試験の準備では、ねじ込み形の安全弁及び逃がし弁は、ねじ込み部から取り外してプラグで塞ぐ。
- (3)水圧試験の準備では、水圧試験用の圧力計は、ボイラー本体に直接取り付ける。
- (4)水圧試験の準備では、水を張る前に、空気抜弁を開き、他の止め弁を完全に閉止する。
- (5)水圧試験後、異状が認められないときは、圧力を速やかに下げる。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
水圧試験後、圧力は徐々に下げます。速やかに下げるのは誤りです。
急に抜くと、内部に残る水の動きや温度の変化で、材料に無理な力がかかります。上げるときも下げるときもゆっくり、が原則です。
【水圧試験の準備】
安全弁・逃がし弁
フランジ形 取付け部のフランジに遮断板を当てて塞ぐ
ねじ込み形 ねじ込み部から取り外してプラグで塞ぐ
圧力計 ボイラー本体に直接取り付ける
水張り 水を張る前に空気抜弁を開き、他の止め弁を完全に閉止する
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【安全弁を塞ぐわけ】
付けたままでは、試験圧力に達する前に吹いてしまう
水圧試験の圧力は、最高使用圧力より高く設定されます。安全弁はその手前で吹くようにできているので、そのままでは圧力が上がりません。
【空気抜弁を先に開くわけ】
空気が残っていると圧力が安定せず、漏れの判定ができない
水はほとんど縮みませんが、空気はよく縮みます。
【後処理】
遮断板やプラグを外し忘れないこと
外し忘れたまま運転すれば、安全弁の働かないボイラーになります。
出典:ボイラー整備士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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