ボイラーの整備の作業に使用する照明器具などに関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に使用する器材、薬品等に関する知識 第12問
ボイラーの整備の作業に使用する照明器具などに関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)ドラムなどの内部で使用する照明器具は、防爆構造で、ガードを取り付けたものを使用する。
- (2)ドラムなどの内部で使用する移動電線には、ビニル絶縁電線を使用する。
- (3)狭い場所で使用する照明器具の配線は、できるだけ他の配線との交差や錯綜が生じないようにする。
- (4)コードリール(電工ドラム)を定格電流を超えて使用する場合は、コードリールに巻いたままとせずに延ばして使用する。
- (5)作業場所の照明は、全般的に明暗の差が著しくなく、通常の状態でまぶしくないようにする。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
ドラムなどの内部で使う移動電線には、キャブタイヤケーブルを使います。ビニル絶縁電線は使えません。
ビニル絶縁電線は、固定して配線するための電線です。被覆が薄く、引きずったり、角に擦ったり、踏まれたりする使い方には耐えられません。被覆が破れれば、金属に囲まれた場所での感電に直結します。
キャブタイヤケーブルは、持ち運んで使うことを前提に、丈夫なゴムなどで厚く覆ったケーブルです。
【内部で使う照明まわりの決まり】
照明器具 防爆構造で、ガードを取り付けたもの
解説の続きをみる続きを閉じる
移動電線 キャブタイヤケーブルを使う
配線 狭い場所では、他の配線との交差や錯綜をできるだけ避ける
コードリール 定格電流を超えて使う場合は、巻いたままとせずに延ばして使う
作業場所 全般的に明暗の差が著しくなく、通常の状態でまぶしくないようにする
【コードリールを延ばすわけ】
巻いたままだと熱がこもり、被覆が溶ける
電流を流す限り電線は発熱します。巻いた状態では、その熱の逃げ場がありません。
【明暗の差をつくらないわけ】
目が慣れる間に足元が見えず、踏み外すため
出典:ボイラー整備士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に使用する器材、薬品等に関する知識」のほかの問題
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第12問ボイラーの炉壁材に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第11問ボイラーの機械的清浄作業に使用するチューブクリーナに取り付ける工具に関する記述のうち、適
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第15問ボイラーの化学洗浄用機器に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第14問ボイラーの炉壁材及び保温材等に用いる補修用材料に関するAからEまでの記述について、適切な
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第13問ボイラーの炉壁材に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第12問ボイラーの整備の作業に使用する照明器具などに関するAからDまでの記述で、適切なもののみを
スポンサーリンク

